行方不明者の捜索



    行方不明の捜索についてですが、年に数回、消防団に要請があり、

    その中で圧倒的に多いのが認知証のお年寄りの捜索です。

    火災と違い活動が広範囲、長時間に及ぶことあるため、いくつかの異なった注意点があります。

    また、捜索本部の形態も自治体により様々だと思いますが

    (他の団体と合同で捜索本部を立ち上げる、もしくは他の団体の指揮下に入る、

    または消防団単独で本部を立ち上げる等)、警察、常備消防、行政そして消防団の連絡を

    密に取ることが出来る体制つくることが大切です。



    準備するもの(あったら便利な品目です。)

     ・ホワイトボード

     ・ 管内図

     ・ ペン(色数種)

     ・ ビラ

     ・ 懐中電灯

     ・ 反射テープ



    広報活動

    管轄内のみならず、近隣の自治体に要請して、情報提供を呼びかけましょう。

    可能であれば、防災無線や独自の放送網、連絡網を活用し広く呼びかけてもらいましょう。



    情報の整理

    まず、最初にすることはホワイトボードに行方不明者の情報を記載することです。

    行方不明者の情報としては(住所・氏名・年齢・服装・行方不明になった時間、痴呆の有無)

    などが挙げられます。

    配布するビラの内容もこれに顔写真を入れる程度で良いと思いますが、個人情報で後日クレームが

    入ることも考えられますので、必ずご家族の方の了解を取りましょう。

    良く行く場所や仲の良い友人、実家の場所・移動手段(徒歩、自転車、乗り物を利用)

    なども確認しておくと良いでしょう。



    時系列に沿ってホワイトボードに書き込んでいきます。同時に管内図にも落としていくと

    非常に分かり易いです。管内図とは自治体がつくっている地図です。縮尺も数種類あると思いますので、

    いつくか用意しておくと良いでしょう。(管内図は自治体により取扱いが違うと思いますので、

    まず消防管轄の課に相談するのが良いと思います。)近隣自治体の管内図もあればなお良いと思います。

    捜索範囲の割り振りや捜索が終わった箇所など色分けしておくと捜索の重複を防げます。



    情報の聴き方

    電話の取り方ですが、誰が出るか決めておくと良いでしょう。。

    電話にスピーカー機能がついていればオンにして、周りの人にも聞こえるようにしましょう。

    そうすることにより、聞き漏らす可能性を減らせます。もしスピーカー機能が付いていなければ、

    相手の話を復唱して周りの人も会話を聞くことが出来るようにしましょう。

    また、相手の名前と電話番号も控えておきましょう。



    事故防止

    行方不明の捜索はいつ終わるか分かりません。指揮者の方は団員の疲労に気を付け、

    適宜休憩をとるよう指示しましょう。夜は事故のないよう団員には反射するテープなどを身につけさると良いでしょう。

    行方不明者を発見したら、広範囲捜索をしている場合、全員に確実に連絡が行き届くようにしましょう。

    発見を知らずに探し続ける可能性があります。